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セブ 不動産事業を通じて伝えていくべき日本との違い

セブでの仕事をしていく上で感じる日本との大きな文化の差は

今後、不動産の購入説明などとは別でお伝えしていかなければいけないんだなと思いました。

幸いにも、私にはお客様の中に日本での不動産ビジネスのM和先輩がおり、アドバイスをもらったり

励ましてもらったりしております。

 

どうしても物件を紹介するときには、市場性の紹介や、今後のセブの発展計画、物件そのもののロケーション説明など

比較的目に見える部分の説明に集中してしまうのですが、セブのことをあまり知らない人には目に見えない部分の説明も大切なんだなと感じました。

一言でいうと、日本とフィリピン、私の場合はセブですが、ビジネスの基本の面で30年の遅れがあるんだと感じます。

また、従業員の研修制度やすべても日本はかなり統率されているのに対し、こちらはあくまで能力主義。

ビジネスマナー、段取り力、注意力、スケジュール管理能力、報連相、事務処理・・・・・この部分の差は非常に大きい。

はっきり言ってしまえば細部については日本の圧勝

ただ、企画力、デザイン力、センスを求められる仕事はセブの方が上とも思えます。

 

日本で大手の企業に入ると、最初の社員研修でかなりみっちりとビジネスマナーからいろいろ教わります。

そして、PDCサイクルでの業務改善は常に行われ、はたまたトヨタの改善など世界に誇る業務改善力もあり

仕事の完璧性は世界トップ

 

一方セブは、一見街を見るとアヤラの周辺など日本と遜色ないねと思える部分もありますが

ソフトは大きく遅れています。

もともと、コミュニケーション能力が高いため、ビジネスマナーを学ぶこともなくどこでも

ハーイ!と笑顔で登場 普通の会話は非常に上手にするのですが、いかんせんまだ20代前半の人たちばかりなので

スキルも知識もありません。

そして急激な経済の発展で、仕事の量と、難しさはアップしたもののそれを支える研修システムも

社内でのシステムも何もない・・・・・・

民間はまだ頑張って業務改善をしながら急速には良くなっているものの、行政サービスといったら

殴りたくなるくらい怠慢というか、昔ながらのやり方です。

 

日本は日々の改善で、様々な工夫がされています。

とにかく一番怖いのはクレームなので、これに対応するために異常なまでに細部までのルール、仕組みが用意されています。

最近、電話での問い合わせ対応のために自動録音されるのもクレームを避けるための一つの方法でしょう。

誰かに頼るというより、システムがしっかりしているから安心できます。

 

でもこちらはシステムがない・・・・・

あくまでその個人が仕事ができるかどうかだけの世界があります。

 

また工事現場に私も良く足を運ぶのですが(あまりにアホな事件が多いので)

やったことのない仕事を手探りでやっているので失敗が多い。

しかも国民性で、確認などをせずにこんなもんだろう的な勢いでやるから恐ろしい。

ちなみに店舗の工事を今やっているのですが、トイレでビックリです。

まだ日本のようなウォシュレットの普及率が低く(一部にはあります)

大便器のところにホースが付いたビデをつけることがよくあります。

ところがなぜか小便器の上に付いている・・・・・・・・・・・

私「なんでこんな所に、ビデをつけるんだ?」

比作業員「ここなら、掃除にも使えるし、おしっこした後これで洗浄もできるよ」

私 こ、この野郎・・・「じゃあ、お前その前に立って小便器を洗って見ろよ」

比作業員「イエッサー」ピストル型のビデを小便器に当てて勢いよく放射すると、見事に跳ね返って彼はビショビショです。

ショボンとなった彼は、やっと理解したらしくおそるおそる私の顔を見ます。

私「つけかえろ!」

比作業員「ィ、イエッサー・・・」

そもそもビデの機能はどこへ行ってしまったのやら・・・・

 

と、また現場をチェックしていると何か違和感が・・・・・ありゃりゃ、ありました。

ちょっと写真が横向きでわかりにくいですが、これは水のフィルターです。

一つは、フィルターで汚れの除去、一つはカーボンフィルターで水質改善です。

2つのフィルターをくぐることではじめて効果が発揮されます。

この配管は見事に水流を分断し、一つのフィルターしかくぐらないように設置されています。

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私「おい、誰だこれやったの?」

比作業員B「イエッサー」ニコニコしながらやってきました。褒められると思ったのでしょうか。

私「お前、何でこんな感じで配管したんだ?結構頭使っただろう?」

比作業員B「イエッサー、スペースが狭かったので上手くフィットさせるようにこうしました。」ニコリ

この男はグッドアイディアと思ったのでしょう。いくぶん誇らしい顔をしています。

私「これ見てみ、この配管じゃあ、入口で分岐させちゃって、出口で結合してるからそれぞれ分岐された水が

一つのフィルターしか通らないじゃないか!」

比作業員B「でも、スペースが狭いから・・・・」

私「スペースと、このフィルターが用なしになるのとどっちが大事なんだ!?これは直列で1本で繋げばスペースももっと稼げるじゃないか!アホな言い訳するんじゃねえ!」

比作業員B「ソ、ソーリー、サー」

私「やり直せ!」

 

こんなやりとりばかりで非常に忙しい毎日なのですが、いいところもあります。

一生懸命に仕事そのものはやっております。ほこりまみれ、汗まみれになってやっています。

休憩時間に水を買ってきてやり、彼らはまた笑顔に戻り鼻歌が始まります。

 

これが今のセブのレベルです。ですから日本を基準に考えると完全にカルチャーショックを受けます。

発展途上・・・・日本のようになるとは到底思えませんが

熟練者がいないまま高度に成長を始めて何もかもが追いついていないというところかと思います。

 

でもご安心を。

仕事は全然まだまだでも、この国の人は優しく対応してくれます。

こちらが、フィリピンだからしょうがないか的に任せるしかありません。

セブ 夏休みの思いで作り パンダノン島

セブにいながらも、基本的には仕事がほとんどなので実は行動範囲が狭くなっています。

あまり遊びに行くこともありません。

でも、今は子供達が夏休みなんです。ということで思いで作りにアイランドホッピングに。

といってもいくつも回るのではなくてパンダノン島でゆっくり1日過ごすことにしました。

仕事でつきあいのあるサンビックの社長さん達に誘って頂きました。

 

朝ボートに乗って出発です。久々のワクワク感です。
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船に45分ほど乗ります。船の中でも仲間がかなりいるので楽しく過ごせました。
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いよいよパンダノン島に到着・・・・・やはりセブは海だなあと改めて感じます。忘れていました。

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娘達も大喜び。久しぶりの海はやはり心躍ります。

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息子も知らないうちに、ボートに乗っていました。

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それにしても空が青いから海もきれいです。

嫁さんは食べることの方が重要なので、浜辺で貝を買っています。
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今買った貝がこんな感じで調理されて出てきます。すごく新鮮なので美味しいです。
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セブは狭いのに意外と退屈しません。小さな島なのに、ショッピングモールが充実していて

それだけでかなり楽しいし、日々変化がある。ちょっと足を伸ばすだけでこんな世界が広がっているんです。

気持ちが洗われます。

そして、健康的な遊び方を知っている。みんなで来て参加できるゲームを必ず用意しています。

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これは日本人には真似が出来ないと思います。
そしてみんなで食べる食事はまた格別。美味しいと言うより楽しいです。
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日常が忙しすぎると、こんな世界があることを忘れがち・・・・・・

今回はサンビックの招待で来ましたがセブの人は仕事がすべてではありません。

人生を楽しむ術を心得ています。日本から見るとセブもすごく貧しいイメージがあるかもしれませんが

豊かさの定義そのものが違うような気がします。

日本で働け、働け!で生きてきた自分はまだ完全に馴染んだわけではありませんし、

仕事の面ではクオリティーが低くてイライラすることの方が多いのですが、

幸せそうなみんなの笑顔を見ていると、今までの自分の価値観が根底から覆りそうです。
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セブ 夏休みなので子供は仕事研修

セブはこの時期に夏休みになります。

確かに暑いのですが、日本の8月よりはかなり過ごしやすいかと思います。

年間を通せば、こちらの湿気の方があると思いますが、夏のあのジメジメとした日本の暑さは

非常に厳しい。

暑さで死んだり、倒れたりというのは日本の方が圧倒的に多いです。

こちらは南国なので、日陰に入ると意外と涼しいんです。太陽が高いからでしょう。

日本は太陽が横から来るので家の中も、日陰に入ろうと暑い・・・・・

 

この時期、暑いのでビーチに行ったり、家でゴロゴロだったりしてしまうので

子供達には仕事に行かせるようにしました。

といっても私のいるDuros landの敷地内にあるSan-Vic tradersの事務所なのであまり緊張感はありませんが・・・・

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伝票整理などの軽作業ですが、家でゴロゴロしているよりはずっとマシです。

学校にはいつも車で送っておりますが、仕事なのでジプニーに乗らせて通わせております。
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お姉ちゃん達は、もう大きくなったので仕事をさせていますが、息子は職場で遊んでいるだけです。

奥のメガネの女性が営業社員です。

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日本ではあまりない光景なのですが、こちらではこの社員達の子供達も遊びに来ていたりするので

職場で子供がわいわいやっております。最初は違和感を感じていましたが今はこれが普通になりました。

逆に、日本に子供を連れて帰ると好き放題やるので、周りに気を使います。

この職場環境では、やはり日本と同じようなパフォーマンスは望めませんし、細部は非常に甘いです。

でも厳しい環境で身も心も疲れ切っている日本人を見るとどちらがいいのかはわかりません。

この環境があるから、子供がたくさん生まれるんだろうなとも考えられますね。

先日はWood Land Residenceのインテリアデザインの会議には赤ちゃんを抱いたままの女性と打ち合わせをしていました。

別に、理解を示そうとかそういう気持ちもなく単純に違和感なく打ち合わせが出来ました。

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それにしても、上の写真の左に移っている営業の女性ですが、きっちり5時に帰ります。

日本だったら営業と言えば非常にストレスが高いですが、この人はないんでしょう・・・・・

うらやましい限りです。

セブの不動産 今でも起こるあほなミス

セブでは私は現場にいつもいます。

というと、さぞや仕事熱心なのだなあと思われるかと思いますが違います。

いないと怖いからです。本当にただそれだけ。

 

確かに図面はしっかりと出来ていても細部の情報に抜けがある。

例えば、シャンプー置き場を設置する位置、温水器の設置位置

シャワーヘッドの設置位置・・・・・・などなど。

バカも休み休みしてくれよという場面に何度出くわしたでしょう。

考えてない・・・・・というのもありますが、まともな家に住んだことがない現場作業員が多いので

使い勝手になど気が回っていないんです。これは意外と大きな落とし穴です。

高額物件ではまだそういうミスはありますが、だいぶ減りました。

 

低額物件や、地元の人向けのローコスト住宅では以下の事がよくあります。

笑ってしまいますが、当の本人としては笑えません。

 

実例1 トイレットペーパーホルダーの位置

セブではシャワーとトイレが一緒のことがほとんどです。シャワーヘッドとトイレがならんでいることはよくあります。

そこで、手が届くからという判断でしょう。シャワーヘッドの真下にトイレットホルダーが設置されていました。

シャワーを浴びたらトイレットペーパービシャビシャです。「馬鹿野郎つけ直せ!」と怒鳴ってやりたかったのですが気持ちを抑えて

説明し、つけ直しをさせてました。ところが今度はトイレットペーパーホルダーが上下逆についています。

陶器のトイレットペーパーホルダーなのですが紙を切るために出っ張った方が下にある・・・・・・・

現場ではやはりこのような時に、かなりイラッときます。出も日常茶飯事なので慣れました。感覚も麻痺しています。

きちんと監督を置くようなコンドミニアム物件などは特に問題ないですが、ローカル物件はこんなの当たり前です。

 

実例2 シャワーヘッドの位置

これもローカル物件ですが、シャワー室を覗くと一見問題がないように見えますが・・・・ありました。

シャワーのヘッド位置が高くて手が届きません。作業員が脚立を使ってつけやすい位置に適当につけたのでしょう。

やり直しです。

 

実例3 玄関に配管むき出し

玄関を開けてたらいきなり灰色の水道管がど真ん中を走っています。ビックリです。

これは私もさすがに怒りました。まだ私に免疫がなかった時期でもありますから。

今でも怒らないわけではありません。でも作業員のスキルアップもないまま仕事だけ忙しいので

現場ではよく起きます。もちろんこのままでは引渡は出来ないので直すのですが

それらはすべてロスです。

 

実例4 1枚壁を忘れるバカ

例のごとく、出来上がったと聞いても楽しみ半分、不安半分で覗いてみるとありました。

2階に上がったらスコーンと1枚壁がないところがあるじゃないですか。

ちょうど近くに図面を書いたやつがいたので、なんでここまだ途中なの?と聞くと。

Sorry, I totally forgot about this! Don't worry Hisa(私の呼び名), I will take care of it. No problem!

ごめんよ、完全にこれ忘れたよ!ちゃんと直すから問題ないよ!という感じですが絶句します。

おまえ、マジかよ!と言いたいですが、彼とは今も良い友達です。

ちなみにこの会社はコンドミニアムの申請を何度かしていますが全然通過しません。

図面の細部が甘いのでしょう。コンドミニアムの方は非常に厳しいですから。

 

中小のデベロッパーとつきあうとまだこんな感じです。

こんな事を書くと、そんなにセブの不動産て怖いのかと思われるかもしれませんが

なんだかんだ最後までちゃんとやってくれます。人はみんないいので。そうでないと成功しないんでしょう。

 

発展途上・・・・・まさにその言葉がしっかりあてはまります。

最近は、工期前倒しのプロジェクトもいくつか出てきました。

こういうデベロッパーはすでにアドバンテージがあるわけです。

高く飛び立つ前に、仕組みをしっかりと作った会社は無理なく伸びるんだと思います。

こんなドタバタを繰り返しながらセブはよどみなく伸び続けております。

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セブの不動産ビジネス すべてが未熟極まりない

セブというかフィリピンは急速に発展しています。そのスピードは現地にいても圧倒されます。

10年前と今とでは全く比較にならないくらい、街の様子が違いますし、5年前と比べても全く違います。

伸びるときと言うのはこういうものなのでしょう、いろいろなものが追いつきません。

成長に供給が追いつかないからインフレが起こります。これは周知の通り。

 

でも、大変なのは会社の組織や、技術、仕組み、運営などが全く追いつかないと言うことです。

例えば、コンドミニアム投資が活況ではありますが、売ることについてはセブの人も上手になってきています。

基本的にブローカーの仕事はそこまで。後はデベロッパーに投げるだけ・・・

でも買った人は、住んだり、投資運用したり、それぞれその後が大切になってきます。

私はお客様が日本人なのでハイさよならというわけには行きません。

 

私はセブでDuros Land Properties社に籍をおいております。

今回、Padgettというコンドミニアムの投資用の運営についても役職をいただき担当させていただくことにしました。

どこもそうなのですが、売るときは積極的なのですが売った後の、運営について準備をしっかりしているところはほとんどありません。

今までは、事務所だけ構えて飛び込みで来る人のお相手だけして借り手を見つけていましたがそれでは不十分。

投資家は待ってくれません。

私は賃貸事業については、指示を出すだけですがやり方を今までの待ちの姿勢と、気まぐれにやる法人営業などを見直します。

もちろん、法人営業は継続して行いますが、さらにPadgettそのものをバージョンアップしていきます。

高速インターネット接続が出来る共有スペース作り。個人で高速インターネットを接続すると帰国しているときなどに基本料金などが発生して大変です。

ですから、共有スペースに一番早いインターネットを充実させます。これは手始め。

 

さらに、今後の利回りを更に向上させるために、レジデンスで申請してあった内容を変更してサービスアパートメントに帰る準備も検討します。

もちろん許認可が絡みますからいつ?と約束できませんが、パジェットの立地はセブでは最高です。

この立地を活かすには単なるコンドミニアムではなくて、サービスアパートメントで数ヶ月の短期滞在を割高で取っていけるようなオペレーションが有効かと思います。

例えば、すぐ近くにクエストホテルがありますが、稼働率がほぼ100%であるにもかかわらず、長期滞在の割引が少ない!

ですから数ヶ月泊まるには非常に高くなってしまうんです。

かといって数ヶ月の滞在ですから街の様子もわからず生活を一人でするのも大変。

サービスがついているアパートがどれほど役に立つか。この需要は非常に大きいと思います。

 

他のデベロッパーは、売った後は「管理会社がいるから・・・・」とか消極的なところが多いのですが

Duros Land は私の提案に予算をつけてくれるからありがたいです。

 

セブの不動産ブームはまだやっと始まったばかり。まったく手探りで急成長している中で

いち早く、本格的コンドミニアムとして完成したPadgettを今度は運用面で先駆者に持って行きたいと思います。

急成長とはこういうもの、バタバタ、ドタドタしてきちんと形を早く整えたものが勝ちだと思います。

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セブに帰ってきた青年藪内

日本ではもう長いつきあいのF総研コンサルタント藪内さんが今後は家族とともにセブに遊びに来ました。

奥さんの許可も得ずに、セブで家を買っておいて奥さんはセブを知らない・・・・・・

そんな状態が続いていたので、奥さんにもセブを知ってもらうことが目的です。

 

彼がセブを考えたのはやはり子供が出来てからです。

父親として一番大切なのはまず、自分の子供、というより家族の安全。

そして家族と過ごす時間を持ちながら仕事をすると言うことです。

 

現在、日本はブラック企業という言葉が蔓延しています。

もちろん、頑張らなければいけないのは当然なのですが限界を超えてしまっている部分もあります。

たとえば、最近は「すき家」の問題がありました。何と月に500時間の労働・・・・・

休みなく働いて16.7時間毎日働く計算です。週に1回休みが取れたとして19時間以上・・・・

 

今後日本は人口バランスで労働人口が著しく減っていくし、すでに足りない業種もたくさんあります。

それで今のサービスを維持しようと思えばこのようなひずみが起きるわけです。

 

さあ、今後更に進むであろう人口減少・・・というより出生率が2で現状維持なんですから

出生率が2を大きく上回らない限り、人口減少は歯止めがかかりませんし、出生率が2を越えてもその結果が出るのは

何十年も先なわけですから、この先日本が厳しいのは目に見えています。

 

そこに大人になった自分の子供が出ていったら、果たしてどのような社会環境になっているのでしょうか?

未来について悲観的になるのは良くないですが、正直言って明るい未来は想像がしにくいです。

 

人生にプランBが用意されていてもいいのではないでしょうか?

私とこの藪内さんの答がセブでした。

 

一つには日本と真逆の人口構成、一つは英語圏への入口・・・・・

伸びて広がる人生を息子に与えたいと思うわけです。

まだ若い彼なので、すぐにとはいきませんが徐々にセブにも仕事を増やしながら

日本に何かあったときの準備をしておきたいと考えます。

 

つい先日イルカが150頭も浜に打ち上げられました。何となく不吉な予感がしないでもありません。

子供に明るい未来を残せるか?親として切実な問題になってきました。

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セブから日本へ 友達が遊びに来たの巻

ちょっとしばらくブログの更新が遅れてしまいました。

いつもはセブでの活動が中心なのですが、セブが夏休みに入った今、

逆にセブの私の友達が日本を案内してくれと日本で観光ガイドをしておりました。

寸暇を惜しんで日本を回りたがりますから、1日中、足が棒になるまで、腰が痛くなるまで歩き続けました。

 

円安の影響もあります。

中国人の爆買いが良く報道されますが、セブの人も気持ちいいくらいどかんと買い物をしていきます。

確かに今の日本は安いものが多く・・・・というより円安の影響でやはりセブよりものが安いと感じます。

特に贅沢品の分野は圧倒的に安いです。

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今回、やはり日本ということで最初は花見でした。上野公園はちょうど満開でまさに最高の時期でした。

左の二人は一見すると日本人に見えますがフィリピン人です。

息子はわざわざ暑いセブから進撃の巨人のコスチュームを着てきました。

 

私もセブの人と日本に来るとやはり、着眼点が変わります。

修学旅行以来の浅草にも行ってきました。もう30年も前の事です。
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やはり浅草は東京の中で古き文化を感じるところなのでしょう。

日本というより外国人だらけです。そこら中で中国語が聞こえます。

外国人にとっての人気スポットです。店員さん達も英語を片言ながら話します。

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この時期、都内はホテルが全然取れません。

花見の時期に合わせて外国からのお客さん、国内のお客さんでいっぱいです。

春休みもあるかもしれません。

そこで私たちは、横浜に泊まりました。

この選択は正解でした。ずっと人混みでは本当に疲れますから。

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まさか、こんなに簡単にフィリピン人が日本に遊びに来られる日が来るとは思っていませんでした。

以前はどんなに、入国管理局が厳しかったことか。

肉親を呼ぶにも何ヶ月もかかる厳しさでしたが、景気後退で観光にも力を入れなければと国策が変わると

入国管理もずいぶんと手のひら返しです。

 

確かに、一度の旅行で何百万も落としていくのですから今の日本にはありがたい存在なんだと思います。

 

セブの友人が日本を喜んでくれると非常にうれしいです。

日本は素晴らしいなあ!なんて褒められているときに変なニュースが入ってきました。

マニラで12000人の買春をした元校長先生の話が・・・・・・・・

ギネスブック級の破廉恥行為にイメージ失墜です。ガクリ

セブの不動産 新築祝い

セブでも新築祝いというのはやはりあります。

ハウスウォーミングといいます。

 

家が出来上がったときにみんなで家を暖めるという意味なのです。

 

今日は私のセブでの友人の家が完成して、家具もすべて揃ったので新築祝いのパーティーに参加しました。
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華僑なのでところどころ、中華風のアクセントがあります。

華僑といっても中国語が話せるわけではないのですが、まだ感覚として中華風のテイストが残っているようです。

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素敵な家です。タイルも90センチ四方の大きなものを使っています。

このくらいの大きさであれば、十分にきれいに収まります。

リビングが小さいと、逆に大きなタイルは部屋を狭く感じさせてしまいますから。

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食事も奮発してくれています。
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彼は、現在貴金属をビジネスにしています。

だから、お祝いのケーキもチョコレートで金の延べ棒を模したものに・・・・

凝っていますね。
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国は違えど、やはり新築を祝うというのは共通です。

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セブ 国際都市というリスクヘッジ

セブは小さい街ながら多種多様な国の人が住んでおります。

今までは円が高かったこともあり、日本人は非常に優越感に浸っていた感じがあるかと思います。

何を買っても安く感じたし、セブからも日本はお金持ちという印象が強かった。

ところが、今年に入ってからの円安で様子はいささか変わりつつあります。

逆にペソは非常に安定しています。やはり実体経済がいいですからね。

 

実は今年に入って、テナントを探すときに結構苦労しておりました。

事業進出などを計画して、安い人件費、安いコストを求めて来たビジネススタイルの日本企業は方針を見直す必要に迫られているようです。

例えば、日本人向けの語学スクールなどはその例です。

お客様は日本人。ですから円で支払いをする人がお客様です。

そして、運営はセブですからコストはいきなり3割くらい上がった感じです(為替の影響で)

ですから見直しをされるところが出て当たり前です。

 

ではテナントを探すときにどうするか?こういう時に逆に為替の影響を受けていない国もあるわけです。

当然のことながら、セブの地元の人。それから他の国で影響を受けていないところには円安は関係ありません。

セブは国際都市になる入口に立った感じがありますから、それに合わせて日本人相手ではなく

他の外国人に向けて営業をかけていくと借り手が決まります。

 

もちろん私のお客様は基本的には日本人の借り手を求められますが、今は臨機応変に行く方がいいかと思います。

最近は、Padgettのお客様もオランダ人、スイス人と国際色が豊かになってきました。

やはり、最近は他の国からの注目度は上がり始めた感じがします。

 

セブはまだ完成した都市ではありません。

正直言うと2割程度の状態ではないかと思います。伸びしろは大きいし、逆に言うとまだまだ。

 

ITパークで英語を勉強している人は多いかと思いますが、ITパークがあそこまでなるのに10年かかっていません。

そして、今も尚、開発はどんどん進んでいます。

 

私のビジネスのチーフスタッフは、兼業でMDCにも所属しています。マカティデベロップメント・・・アヤラのスーパーゼネコンです。

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アヤラグループの開発は街作り

決して、住宅だけを作ったりはしません。

緻密に、事業用ビルと、そこでの需要を見極めながらレジデンスを作っていくというセットで街を作ります。

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いろんな事が始めているセブ・・・・・・・

今までどうしても外国に依存しているイメージや、諸外国に比べて一段下に見られる印象を現地にいても感じていましたが

確実に、セブそのものが強くなっています。

地元の経営者達と話をしても、もはや外資依存ではなく、確実に地元で稼ぐ方法に舵を切り始めています。

強くなり始めた・・・というより安定している通貨と共に、セブは新しいステージに入ろうとしています。

うかうかしていると、この波に乗れなくなってしまいます。

アンテナを常に張ってこの変化に追従していきたいと思います。

セブから見た日本人の外国人研修制度

この数日、ニュースで日本の外国人研修制度の問題点が指摘されています。

不動産と関係ないじゃないか!とまた言われそうですが私の会社には関係あります。

私が籍をおいておりますDuros Land Properies社の副社長の弟さんが、政府公認の技能研修所を運営しています。

常に1,500人以上の研修生が、将来を夢見て技能研修をしております。

溶接から電気配線、型枠仕事から様々な研修をしています。このような建築現場の仕事だけでなく

介護まではまだですが、ホテルのサービスまで含めて幅広い研修をしています。

 

一生懸命やればいつか夢が叶うはずだ!その思いで若い人たちは頑張っています。

 

しかし、今の日本の外国人研修制度の実態は、このような若者の夢を完全に打ち砕くどころか

人生さえ破壊しかねないような状態になっています。

 

一番いけない日本人の錯覚は、月給が1万円くらいのところから来るんだからとてつもない貧乏なんだろうという思い込みです。

中国と、セブではずいぶん違いますが月給2万では全く生活が出来ない日本の尺度を当てはめてはいけません。

中国で2万円は非常に厳しいですが、セブで2万円の収入は意味が違います。

家族が多くて、一人暮らしが少ないわけですから2万円であっても家族の生活の足しになっています。

そして、裕福ではありませんが幸福度数は高いはずです。

そういう人よりも年収200万程度の日本人の方がよっぽど悲惨な暮らしを強いられているはずです。

 

それにもかかわらず、貧しい国から来たんだからという意識が強いために、非常識な労働環境を押しつけます。

 

私は、以前、実際に技能研修に来ていた中国人の人たちと実際に出かけたことがあります。

嫁さんが昔いた職場にいた人たちです。嫁さんが

「中国人の子なんだけど、ものすごいかわいそうだから明日どこかに連れて行ってあげてよ。」と言われたのです。

今報道にあるように、月収は手取りで7万円・・・・・出稼ぎですから家族に送らなければなりません。

いくら住むところを用意されているからと言ってもどうやって5万円送った後に生活するのでしょうか。

中国人というと悪いイメージを持たれる方もおられると思いますが、優しくこぎれいな子達もたくさんいます。

この子達は、仕送りをしますから自分のために使えるお金はほんのわずかです。

だから、外出は一切しません。お昼ご飯も、社員食堂で出されるものは値段的に負担になるので菓子パンを二人で分けて食べています。

 

日本人は、日本が一番豊かだという幻想にとりつかれていますから、そのような姿を見ても

貧しい国から日本に来れたんだから、それだけでもありがたいと思えよという気持ちの人が現場には非常に多い。

 

報道では雇用の調整弁として使われているから問題だと書いてありますが、表現が生ぬるいです。

これは奴隷制度に近い。完全にもの扱いです。人権などありません。

 

今後、日本は外国人研修制度どころか、正式に外国人を受け入れていく準備をしていかなければ国力を維持できない。

いくら成長戦略を描こうとも労働人口がいなければどうやって競争力を高めることが出来るのでしょうか?

 

更に一気に加速する高齢化社会に向けては、介護従事者が圧倒的に足りない・・・・・

本来はもう、頭を下げて日本に来てくださいと頼まなければいけない時期に入っているかと思います。

 

中国に関しては、受け入れ先の問題だけでなく仲介業者が中抜きをしすぎる問い問題もあるので一概に日本側が悪いとは言いません。

 

しかし、世界はこの日本の外国人研修制度を非常に厳しい目で見ています。

先進国で今なお起きている激しい人権侵害なのですから。

 

この外国人研修制度の実態が報道されるたびに、その時に出会った2人の中国人の子の顔が浮かびます。

出かけたのは、たった1日でしたが息子がまだ小さかったので非常にかわいがってくれました。

彼女たちは何度もこういいました。

「仕方ない・・・・・・・・・・」

 

今後、日本が存続するためには、外国人に対して寛容にならなければならないでしょう。

日本人が一番嫌う「よそ者」「異文化」を受け入れなければならないのですから。

ビジネスの世界では新たな市場を開発するために「グローバル化」を叫びながら

日本の中では相変わらず排他的なのは変わりません。

 

外国人研修制度は、その制度趣旨は決して悪いものではなく、むしろ素晴らしいものです。

その制度趣旨をしっかりと理解して利用している企業も多くあります。

しかし、同様に多くの企業が、今報道にあるようなひどい扱いをしているのも事実です。

 

今日は、不動産とはまるで関係ない話でしたが、人口減少が激しい日本と、方や人口が伸びているアジアは

いつか必ず助け合わなければならない状況になります。

その時に、今は落ち目の日本がいつまでも日本に来る外国人に敬意を持って接することが出来ないのなら

日本は本当に底なし沼に落ちていくなあと強く感じます。
 

この状況は今後一気に変わっていくでしょう。

円安傾向はまだ続きそうです。

外国人からしてみたら、今は円が安いんです。

来たいと思う外国人は減っていくような気がしてなりません。

そうなってからでは遅いんです。

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