セブの開発は加速している・・・・
この国が発展しなかった原因は全て汚職にある。
当然のことながら昔からきちんと公共事業費というのは予算にあった。
ただ、その公共事業費が事業に流れていなかった。
どこに行くのか?
それは政治家とゼネコンのポケットというのが当たり前だった。
その結果、必要な予算が事業に流れず、どれも頓挫。あるいは手抜き工事。
それが国民のやる気を削いでいた。
それがアロヨ大統領くらいから改善され始め(この大統領も汚職をしていたが)
アキノ政権でさらに改善
ドテルテ大統領で一気にメスが入り、急激に予算が公共事業に本来の形で流れ始めた。
そして、だらだらやっていたら予算を切られてしまうというプレッシャーもあり、
現在フィリピンはどこも建設ラッシュである。
このセブにも多くのインフラ工事が進んでいる。
全てが政府予算ではないが、少なくとも経済に大きく貢献する工事が着々と進んでいる。
今日はセブでは既にみんなが注目している第3の橋にフォーカスしてみたい。
この工事、大工事ではあるが側から見ていて非常に順調に進んでいる。
こういった橋脚も他のところで作っているのでしょう。
昨年突然、出没しました。
この周辺は、汚い漁業港で貧民街
そこがこれからとんでもない勢いで変化をするでしょう。
この橋はどのような恩恵を与えるのか?
当然、結ばれるマクタン島とSRPエリア(SMシーサイドがあるあたり)は今後物凄い交通量になるでしょう。
地価の高騰は間違いありません。
SMグループとアヤラグループがもうマクタンの橋がかかる周辺を買いあさっていました。
SMグループに至っては土地がもう買えないなら埋め立てちゃえと、埋め立ての計画も進んでいます。
この橋がかかる間は物凄い発展をするでしょう。
そして空港です。
マクタンの国際空港が新しくなりました。しかしその規模に対して稼働率は高くありません。
理由は空港を出た後の交通インフラが最悪だからです。
せっかく楽しみにセブに降り立った観光客もこの渋滞にはうんざりするでしょう。
私も今のこの街の渋滞はストレス以外の何ものでもありません。
出かけるのが苦痛です。
この橋ができることで南部の方にその流れが広がる。
中心部は渋滞が緩和されるでしょう。
いずれにしても日本とは違う悩みです。
爆発的な人口増加にインフラが追いつかない。それが現状です。
夜も工事は進んでいます。
この橋が出来上がったら開発の範囲が広がります。ついに南部にも。
そして、これだけでは足りませんから今度は北部にもう1本橋がかかります。
第4の橋
今のセブの過密状態を解消するにはその開発の範囲を拡大するしかありません。
しかし、そのスピードは、常に需要を下回っておりしばらくはインフラで苦労をするかと思います。
日本にもこういう時期はあったと思います。
この不便の中でチャンスを掴む・・・・不便だから苦労ばかりですが
そこにこそ力強い未来があると信じます。
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