セブで迎えた静かなクリスマス.....2016
今年ももう終わり・・・・・セブに来ていつも思うのは、クリスマスの派手なこと、そして賑やかなこと・・・・・
でも、今年は全然様子がちがう・・・・・・静か・平穏・・・・爆竹無し・・・・
なんでだろう?みんなに聞いてみるとやはりDuterte大統領になってから静かになっている。
みんながやや品行方正になっているのは間違いないと思います。
そして、ドラッグをやってバカ騒ぎするような人がいないから、それも大きな一因だと思います。
さらに、いつもど派手にクリスマスパーティーをやっている私の仲間達は、みんな海外に旅行中・・・・
セブの富裕層は海外旅行が今は大ブーム・・・・・・日本へ行く人もすごく多いです。
こっちでビジネスをしていない人は、景気が悪くなったのかな?なんていう人もいますが
そうではないです。人々のライフスタイルがだんだん先進国化してきているような気がします。
富裕層はだんだん、個の生活を楽しむようになってきているなと彼らを見ていて感じます。
仲間をみんな呼んでど派手にパーティーやるよりも家族で静かにより質の高いパーティーをする・・・・
そんな感じがします。
特に食に関してはもはや、ローカルフードでは満足できないレベルに来ていると思います。
そういう波が押し寄せてきているのを感じます。
美味しいものを求めて日本に行く・・・・・そんな人が増えました。
富裕層は確実に増えている・・・・・・・富むものはさらに富み、貧しいものは貧しいまま・・・・
その差は大きい。
よく、私の過去のブログでは富裕層の生活をご紹介してきましたが、今回は最下層の生活をご紹介します・・・・
まさに最下層・・・・・
セブの階層を10で表すと、下から2番目でしょうか。1はホームレスとしましょう。勝手な基準ですが。
どんな家か?
雨はかろうじて防げるかもしれませんが、風は防げません。
暴風雨の時には近所の親戚の家に緊急避難です。
電気はこれでもあります。電球だけ灯っています。
水は近くの井戸の水を汲み上げてきます。そしてその水を飲み、料理、選択をします。
我々が飲めばすぐに食あたりの水です。
さて、キッチンはどうか?
左手奥に見える木が薪です。
しめっていると火が付きません。
で、どんな料理ができるんでしょう?
味付けはおそらく塩だけでしょう・・・・・・・
そしてその塩で、歯も磨いているはずです。歯磨き粉はありません、きっと。
まだまだ、こんな生活をしている人がたくさんいます。
そして、今ある多くの建築現場で働く作業員達はこのような生活をしている人たちです。
この写真のある場所は、セブの南部の方です。
ここのご主人は大工です。1日150ペソで使われています。
今後この格差はさらに拡大していくと思われます。
今年のクリスマスの静けさ・・・・・・・・景気停滞ではありません。
都市部の人々の生活が先進国化しているんです。
そして、地方に行けば、いまだにこのような生活を送っている人がいる・・・・・
過渡期に来たなあと感じるクリスマスでした。
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